結婚できる男性、女性と項目をわけてはいますが、実際のところ、項目で答えるとそれほど違いはありません。
しかし、多くの女性が当たり前にもっていることを多くの男性がもっていなかったり、その逆もあります。
項目自体に違いがあるのではなく、その項目の解説部分が、男性と女性とでは大きく異なります。
結婚できる女性の特徴
- コミュニケーション能力: 自分の感情や考えを明確に伝え、相手の意見を尊重し理解しようとする。
コミュニケーション能力については、女性と男性で大きく異なることが多いです。小さい子たちをみてもわかりますが、女子同士は、初めから、「⚪︎⚪︎ちゃんの⚪︎⚪︎素敵だね」というようなことを園児のときからやっています。親が教えたりするものではなく、本能的に和をとることを知っています。同じ目線で男性を見ると、「何もわかっていない」と見えてしまいます。男性の多くは「言われたこと」「目に見えること」などについては多少覚えていますが、それでも大半の女性が行なっているレベルには全く達していません。
女性が日常的によく使う方法で、「こう言えば伝わるだろう」というような、少し遠回りのことは、ほぼ伝わりません。「直接、具体的に」話さないと大半の男性には伝わりません。そのため、すれ違いが起こりやすいのがコミュニケーションです。
そういった、男性の見えているもの、見えていないものを理解した上で接することが大切です。自分の兄弟で歳の近い兄や弟がいるとそのあたりは理解しやすいと思います。 - 誠実さ: 正直で信頼できること。約束を守り、相手を尊重する態度。
この点についても、男性は自分の面子を守るために嘘をつくこともあります。こういう「面子」で嘘をつくことは女性はあまりないので理解しにくいところがあります。この点については、男性も女性もそれほど変わるものではないですが、一般的に嘘をつくほうがストレスになることが多いものです。 - 責任感: 家庭や関係における責任を真剣に捉え、支え合いながら困難に対処できる。
この点も男性と女性で特に差が出る内容ではないです。ただ、男性は女性よりも長期的な視点で責任を果たそうとすることが多いです。女性の時間軸は割と、今のの瞬間的なことが多いことに対し、男性は数十年単位で見るというようなことの違いがあります。そのため、女性から見ると、「責任感がない」ように見えることでも、実は考えている軸が違う場合もあります。そういう軸の違いについても理解をすることが大切です。
- 共感能力: パートナーの感情やニーズに対して共感し、支持する姿勢。
この点は、男性と女性で大きく異なる能力です。男性に何か話をすると、すぐに結論を聞きたがったり、逆に解決策を言おうとしてきます。女性としてはただ話を聞いて欲しいだけだったにも関わらずです。女性として、もちろん解決策を聞きたい場合もありますが、そうではないことの方が圧倒的に多いです。しかし、男性同士の会話の場合は、結論は何か、解決策は何か、ということに話をもっていきたがります。そこに共感はありません。
そのため、女性は男性に相談をするのをやめよう、としてしまうかもしれません。ただ、そこでも、「男性は、結論や解決が好きな生き物なのだ」と理解をすることです。共感してくれないことに文句を言うのではなく、そもそも、大半の男性は女性に比べて共感能力が低いのだ、ということを知ることです。
そこで共感能力が低い男性はダメだ、といったら、大半の男性は却下されてしまうでしょう。では、共感能力が高い男性が良いのかというと、そうするとそれはそれで、他の面で問題があったりすることが多いです。人間というのは凸凹だから面白いのです。 - 柔軟性と適応性: 変化を受け入れ、状況に応じて柔軟に対応できる能力。
モテる女性というのは、柔軟な女性であることが多いです。柔軟というのは、誰かの言いなりになるということではなく、自分という芯を持ちながらも、その時の環境に合わせて自分の対応や立ち位置を変えることができる人です。「自分が自分が」という人は柔軟な人ではないですし、そういう人は女性同士なら問題なくても、男性と接するのは難しいでしょう。男性でも女性でも「水」のように入れた器に応じて姿形を変えられるな人はどこにいっても、重宝されるし、人気があります。素直さを持っているけども、自分の芯もある人です。どんな境遇になっても、そこに不平不満を言うのではなく自分のできることを精一杯取り組める人には光りがあたります。 - 自立性: 経済的、精神的に自立していること。相手に過度に依存しない。
これも男性、女性に限りませんが、誰かに依存してしまっているとバランスがとれないことが多いです。依存していいのは、赤ちゃんが親に対してくらいではないでしょうか。その親というのは基本は母親であることが多いですが、母親は赤ちゃんの面倒を見ると言うのは、想像以上に困難を伴うものです。依存というのは、それくらい、相手に負担をかけるものです。ましてや大人がどちらかに依存などしたらそれは長続きはしません。
- 共通の価値観と目標: 長期的な関係において、似た価値観や人生の目標を持つことの重要性。
価値観というのは表面的に出ているものと、深いところにあるものとあります。表面的な価値観とは、音楽や食べ物や服装といった、日常的に出てくる「好み」などです。深いところにある価値観とは、普段は出てこない、「自己肯定感」や「他人や世の中に対する価値観」など、よく話すと出てくるもので、その人を作っている根底にあるようなものです。表面的な価値観が似ていると、最初は何も問題ないのですが、根底的な価値観が異なっているとしばらくするとお互いしんどくなってしまうことがあります。表面的な価値観は別に好みの違いで良いのですが、根本的な価値観が異なると、何かを判断しようというときにぶつかってしまいます。それも、好みですまされない、自分の軸の部分だったりするため、変えたくても変えられないし、相手を受け入れたくても受け入れられないというような状況になります。目標も、表面的な価値観です。これはいろいろと話し合ったり、お互いに本音で話すようにすることでようやく見えてくることです。そのため、最初は好みの話などで良くても、何かどうしても譲れないものがあった時にはただ、どちらかが我慢するのではなく、とことん話し合うことです。それにより、お互いの価値観を認められるようになることもあります。必ずしも同じにしなくてはならないわけではありません。 - ユーモアと楽観性: ユーモアのセンスを持ち、ポジティブな姿勢で生活すること。
どんな時でも明るく、楽観的な部分をもっていると、男性でも女性でも周りを明るくします。ポジティブ100％の人はあまりいませんが、それに近づけていくことは大切なことです。 - サポートと協力の精神: パートナーの目標や夢を支え、共に成長しようとする意志。
これは、相手を認めるということです。パートナーの目標や夢を支えていきたい、というのは相手の目標や夢に価値をおいているからです。言われたことはやっている、というような表面的なことではなく、本当に心から相手のことを認めていますか、ということです。このテーマも男性、女性ともに違いのない部分です。
結婚を成功させるためには、これらの特質を持つだけでなく、パートナーとの相性が非常に重要です。互いの違いを尊重し、共通の目標に向かって協力し合える関係を築くことが、長く幸せな結婚生活の鍵となります。また、自己成長を続ける姿勢も大切で、結婚は二人で一緒に成長し、互いを高め合う旅であるべきです。結婚に対する準備は、これらの特質を自分自身で育てること、そしてお互いの理解を深め、強い絆を築いていくことから始まります。
自分を知り、相手を知るということです。